こどもたちの表情が生き生きとするシャボン玉。そんな写真を撮る時に気をつけるとより良く撮れるコツをいくつか紹介します。
1.望遠で撮影する
背景をボカすとシャボン玉が引き立って写るのでなるべくボケるように望遠で、被写体とカメラの距離を離して撮影する。
2.f値を浅くする
望遠で撮るのと同じ理由でf値を小さくすればボケてシャボン玉が引き立つ。
3.前ボケを作る
主役の被写体とカメラの間にシャボン玉が入るようにシャボン玉を吹いてもらう。風向きなどを計算して何度かチャレンジ。シャボン玉の位置や量が写真の雰囲気を左右するので、連写は必須。
4.背景に暗いものを置く
冒頭の写真は被写体の洋服が紺色だったのでシャボン玉が目立ちいい感じに写っているが、白など明るい洋服の場合は背景に多少暗い場所を選ぶとシャボン玉が引き立って良い。
5.日陰で撮る
光が柔らかい場所でよく写る。シャボン玉は透明なので、強い光があると透けてしまい目立たない。日陰で明暗差があまりない場所で撮影するとシャボン玉の白い淵が際立って写る。また、曇天時にも同じように写る。
最近色々なタイプのシャボン玉があるけど、この写真のような昔からある単純に吹くタイプが素朴なかわいらしさがあっていいな、といつも思っています。シャボン玉とこどもの写真を撮る際の参考になれば嬉しいです。