写真は当然ですが静止画です。そのため止まっているのに動きを感じるような生き生きした表現をするにはいくつかコツがあります。私が実践していることのお話です。
1.シャッタースピードを上げる
人物がメインの生き生きした写真を撮るには動きのあるものを写し込むことによって表情が出てくる。人物メインなので人物は絶対にブレないようにしなければならない為、こどもたちが走り出してもブレないシャッタースピード、最低でも1/500以上にセットしておく。
2.被写体に動いてもらう
歩く、走る、ジャンプなど動いている場面を撮る。動きがあると表情も自然と解れてリラックスしたいい写真が撮れる。
3.掛け声と同時に動いてもらう
被写体が二人以上なら掛け声と同時にカメラに目線を同時に向けてもらうなどする。この時ワザとタイミングがずれるようにフェイントをかけたりして、被写体が思わず笑ってしまうように声かけするといい。
4.風が写る工夫をする
髪や木々が風になびく様子を捉えると写真に動きがでてくる。風が吹いていない場合でも体を揺らしてもらい服の揺らぎを写したり、布などの小物を使って遊びながら撮影すると元気なこどもの表情と動きのある様子の両方が撮影できる。布で顔などが隠れることが多いので連写は必須。