人物を歪みなく撮るには

諏訪神社七五三
写真を撮る時に気をつけていることの一つに歪みがある。建築や家具などの撮影では写真を撮影後パソコンで修正して歪み、傾きを直すことができるが、人物の場合はそういうわけにもいかないので、撮影時に気をつけていることをお話します。

1.画面の端は特に歪むと認識する

レンズには歪曲収差(ディストーション)がある。一般に広角レンズは画面の四隅が歪むので、人物の顔や手足など歪ませたくないものは配置しない。また、望遠レンズを使用すれば歪みが少なく撮影できる。
神社など直線が多い建物を背景にする時は標準から望遠のレンズで撮れば歪みが少なく写るし、広角で逆に歪みやパースを生かし、画面の迫力を強調した撮影をすることもある。

2.カメラを前後に傾けない

カメラの撮像素子を地面に対して垂直に保つ。前や後ろに傾けると歪んで写ってしまう。カメラの上側を下へ傾けて被写体を覗くように撮れば、被写体の頭が大きく写ってしまう。逆に下側から上へ傾けて被写体を見上げるように撮れば足が伸びて写る。

3.グリット、水準器を表示さる

カメラを左右水平に構えるのが苦手ならファインダーないにグリッドや水準器を表示させて撮る方法もある。

歪みや傾きは個人のクセなので直すのが難しいです。ただ、意識することで自分のクセを把握して少しづつ矯正することはできます。趣味で撮っている写真なら歪みや傾きは個性になりますが、仕事であれば常に意識すべき点だと思います。

OLからフリーの出張撮影フォトグラファーへ転職。フォトグラファー歴13年。東京都在住。
ナチュラルこどもしゃしん★フォトグラファー小室直子
【HP】http://566photo.com
【趣味】テニス、スキー、写真を撮りながらのハイキング、ブロカント、時刻表好き。

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