いい表情の引き出し方

七五三女の子

こどものパワー溢れる表情や、一生懸命な姿って素敵だけどほんの一瞬なので、
写真に残すにはコツが必要です。
カメラを向けている間にいい表情を撮るために私が実践していることを紹介します。

1.いい表情ってどんなもの?

真っ先に思い浮かぶのはやっぱり笑顔ですね。
でも人間笑っているだけじゃありません。
特にこどもの写真の場合は何かに夢中になっている様子、
驚いた瞬間、はたまた眠っているかわいい姿など、
素敵な瞬間は様々あるわけです。

2.どんな写真を撮りたいか決める

上記のように様々ないい表情のうち、どんな写真を撮りたいのか、
まずイメージする。
(イメージ通り撮れることは少ないかもしれないがイメージすることが大事!)
イメージがなく、ただ漠然とカメラを構えているだけでは、
いざ、その瞬間が来ても気づくことができない。
こんな写真が撮りたい!という強いイメージを複数持っておくことで、
いい表情を発見することができる。
表情も気持ちもめまぐるしく変わるこども。
臨機応変にその時々でいい場面を見つけて切り取っていくことが大事。

3.被写体は自分の鏡

被写体がいい表情をしてくれない、と感じた時、
自分のことを振り返ってみよう。
たいてい自分も被写体と同じ表情なのだ。
よく言われる、返報性の原理のようなものだ。
いい表情を見たいなら、自分が先にいい表情を相手に見せなくては。
自分がその場を楽しんでいれば、
自然とその場の雰囲気が明るくなり、
写真にも表れる。

4.表情を引き出すには話す、動く

撮影中、とにかく話す、動く、歩くと落ち着かないこと(笑)を心がける。
気持ちや動きが止まると表情も固まってしまうからだ。
気持ちが写真以外のことへ向くように、
拍手してもらったり、歩いてもらうなどして、
写真以外のことに集中させる。
写真が意識の外になれば、カメラを感じさせない自然な表情になる。

5.こどもがご機嫌ナナメな時はどうする?

こどもの好きなようにさせ、しばらく写真は撮らない。
具体的には「次はどっちに行こうか決めてくれる?」
「何をしようか?」と聞いてこどもに決めてもらうのである。
私はあなたの話を聞いていますよ、というサインを送るのである。
そうすると少しずつこどもの気持ちもほぐれてくる。
気持ちが落ち着いてきたところで、
こどもの興味のあるもの(例えばおみくじを持っていたら、
おみくじの写真を撮ってもいい?)などと本人でなく、
本人が持っているもの、大切にしているものを写真に撮り、
次はこども本人も一緒に撮っていい?と少しずつ写真撮影に誘導していく。
ポイントはこどもに許可を求めるところ。
あなたに合わせていますよ、というアピールのが重要。

時間の制限があったりと何かと焦る気持ちをぐっとこらえて、静かにこどもの気持ちに寄り添うことが大切。

OLからフリーの出張撮影フォトグラファーへ転職。フォトグラファー歴13年。東京都在住。
ナチュラルこどもしゃしん★フォトグラファー小室直子
【HP】http://566photo.com
【趣味】テニス、スキー、写真を撮りながらのハイキング、ブロカント、時刻表好き。

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