AFモードとシャッターボタンについて

こむの木撮影会男の子
私は長年AFモードをワンショットAF、シャッターボタンの半押しでピントが合う設定で撮影してきました。シャッター半押しでピントが合い、全押しでシャッターが切れるという至って普通の撮影方法です。ただ、動く被写体の撮影が増えるにつれて、ピントが抜けることが増えてきて、今はAIサーボ、親指ピントで撮影しています。徐々に移行して今のスタイルになったので、今回はそのお話です。

1.移行の変遷

私がカメラのデフォルトの設定から徐々に今のスタイルへ移行したのは次の順番。

a.ワンショットAF、シャッターボタン半押しで合焦

カメラマンの仕事を始めてから10年くらいはブライダルスナップの仕事が90%だったので、被写体は殆ど大人。動かないで止まってくれている被写体だった。そのため、このカメラデフォルトの設定で撮影しても問題なく仕事ができた。

b.AIサーボAF、シャッターボタン半押しで合焦

こどもの写真撮影をする機会が徐々に増えていき、それに伴い動く被写体を追いかける必要が出てきた。a.の方法ではピントが合った後に被写体が動いたりしてピントが抜けてしまうことが増えてきたので、シャッターボタンを押している間ピントを常に合わせ続けるAIサーボAFを使い始めた。

c.AIサーボAF、親指ピント

合焦とシャッターを切るという二つの工程をそれぞれ別のボタンに振り分けた。AIサーボAFの作動ははカメラの背面の*ボタン(AEボタン)に割り当て、(カスタムで好きなボタンに設定できる)シャッターボタンはシャッターを切るだけに設定した。これにより、*ボタンを押している間中、AFが常に作動し、ピントを固定したい時は*ボタンを離せばピントが抜けずにシャッターを切れるようになった。

2.移行して楽になったこと

動いている被写体の撮影時にも威力を発揮するし、卒業式の証書授与など被写体とカメラの距離が一定だが、被写体が次々入れ替わるなどのピントを同じ位置に固定しておきたい場面で安心して撮影できるようになった。

3.デジカメなので気軽に何でも試してみればいい

はっきりいって、デジカメだからこんな移行ができたんだと思う。少なくとも臆病な私にとってこの移行期間をもしフイルムカメラ時代にやれ、と言われたらかなりの年月苦労したと思う。数ヶ月で移行することができ、かつ移行後は安心して撮影できるようになったので、もし動く被写体でピントの合わせ方に悩んでいる方がいらっしゃったら少しずつテストするのがおすすめ。出来てしまえば何てことないです。卒業式の証書授与の仕事で確実性が上がったことが私の中で一番のメリットです。

OLからフリーの出張撮影フォトグラファーへ転職。フォトグラファー歴13年。東京都在住。
ナチュラルこどもしゃしん★フォトグラファー小室直子
【HP】http://566photo.com
【趣味】テニス、スキー、写真を撮りながらのハイキング、ブロカント、時刻表好き。

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