子どもの心に寄り添う方法

こむの木写真展

私は元々子ども好きです。でも子どもの写真を仕事で撮り始めた頃は上手くいかない日々が続きました。一生懸命やろうとすればするほど、子どもに相手にされない、そのため生き生きとした写真が撮影できず悩むことも多かったです。
しかし、今は子どもを撮ることが楽しくて仕方がないです。どんな気持ちで撮っているかのお話です。

1.子どもは相手の気持ちを素直に感じ取っている

これは当たり前でしょ、と言われそうだが写真を撮ろうとすると強烈に感じること。こちらが「上手く撮れるかなぁ」なんて気後れしていると子どもたちには相手にされない。無視されるのだ。

2.「素敵な写真を撮るぞー」と気合いを入れる

これは先輩に言われたことで、撮影前にこの気合いを入れるのが本当に大事。初めは「そんなの関係あるのか?」と思っていたが、自分の気持ちが子どもにはストレートに伝わるのでこのプラスのオーラで自分を満たしておくことは最重要。

3.楽しい人だと認識してもらう

先ほどから述べているように、子どもは敏感に相手の気持ちを察知する。つまらない人だと思われたら辛辣な態度を取られる。(笑)元気に、明るく話しかけてちょっと面白い人かも、と感じてもらえるように。

4.にぎやかな音、声が好き

子どもたちは「ぐらぐらー」「わーわー」「すごーい」などと明るい、元気、楽しいことが大好き。撮影する自分自身が楽しく話したり、体を動かしたりすれば、子どもたちも一緒に楽しんで、打ち解けてくれる。この時、子どもだけでなく、被写体の大人(パパ、ママ)も巻き込むのが重要。パパ、ママが楽しんでいると子どもも安心してこちらを信頼してくれる。

5.落ちるものを見るのが好き

物が落ちるのを見ると笑う子は多い。私の場合、小さな人形をカメラの上に乗せ、グラグラ揺らして地面へぽとっと落とす、なんてことを声をかけつつ盛り上げながら繰り返し見せたりしている。子どもにその人形をカメラに乗せてもらい、「グラグラするから気をつけて乗せてね」なんてやりとりをしながら広角レンズで寄って撮ったりしている。これはいかに声をかけて盛り上げるかが楽しんでもらえるかのポイント。

6.無理をしない

子どもにも体調や機嫌で楽しめないタイミングの時もある。あまり無理して盛り上げすぎずに、様子を見て静かに相手のペースに合わせることも時には必要。

写真には撮影者の心が如実に表れます。自分の気持ちが相手に伝わって、それが写真から滲み出てくることは嬉しくもあり、ちょっと怖いことでもあります。
子どもという真っ直ぐな被写体に向き合うために日々自分を磨いています。
自分が楽しんで撮影していれば、それは被写体に伝わって自然と生き生きした素敵な写真となって表れます。

OLからフリーの出張撮影フォトグラファーへ転職。フォトグラファー歴13年。東京都在住。
ナチュラルこどもしゃしん★フォトグラファー小室直子
【HP】http://566photo.com
【趣味】テニス、スキー、写真を撮りながらのハイキング、ブロカント、時刻表好き。

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