Photoshopマスクの使い方

ブルーシールアイスのオブジェ前
1枚の写真の一部分を明るく、または暗くしたい時にPhotoshopでマスクを使う方法をご紹介します。私の場合、出張撮影で撮影するので写真の納品枚数が数百枚に及ぼことがほとんどなので、写真を1枚ずつ補正する必要がないように撮ることを基本としていますが、どうしても修正したいときに素早く直している方法をお話しします。

1.直したい部分を把握する

この写真は自然光で撮ったものだが、人物は適正露出だが背景のアイスのオブジェがやや明るいので(特に左からの光が強い)人物はそのままに、背景のアイスの露出をやや暗くし、飛び気味の露出を抑える。

2.レベル補正(またはトーンカーブ)で露出を下げる

背景のアイスの部分を見つつ、レベル補正で露出を下げて暗くする。この時点では全体が暗くなってしまうが、気にせずアイスの部分だけ調整する。

3.マスクを作る

「2」で調整したレベル補正のレイヤーを選択した状態でレイヤーパレットの一番下の「マスクを追加」をクリック。

4.描画色:黒を選択

ツールパレット一番下の描画色に黒を選択。(ちなみに描画色、背景色はXをクリックすると描画、背景が入れ替わる)

5.ブラシツールを選択

ツールパレットの上から8番目、ブラシツール(ショートカットはBを選択)を選択。

6.不透明度、流量を確認

今回は不透明度100%、流量7%に設定。

7.ブラシのサイズ調整

Photoshopのメニューバーのすぐ下にブラシの大きさ、タッチの調整するウインドウがあるので、適宜サイズを調整(ショートカット”「 ”でブラシを小さく、” 」”で大きくできる。連続して押せばブラシが徐々に小さく、大きくなる)

8.レベル補正を適用させたくない部分をブラシでなぞる

先ほど「2」で暗くしたが、人物は暗くしたくないのでブラシで人物をなぞり、レベル補正が適用されないようにする。

9.ブラシで何度か塗り直しちょうど良い頃合いを見つける

ブラシのサイズ、流量、形状などを変えながら、また”X”をクリックするごとに描画色と背景色が入れ替わるので、入れ替えつつ調整。さらにやりなおしたければコマンド+delete(Macの場合)をクリックすればマスクが背景色で塗りつぶされるのでマスクの作成を始めからやり直すことができる。

ブルーシールアイスのオブジェ前マスク適用後の写真補正前の写真

上のICE PARKのロゴや、左下のピンクのアイスがやや飛び気味。

補正後の写真

ICE PARKのロゴがはっきり見え、左下のピンクのアイスの色が濃くはっきりとした

マスクを切って部分的に修正するのは時間がかかりそうに思うが、ショートカットキーを使い、慣れれば素早く大量に修正することができると思います。

OLからフリーの出張撮影フォトグラファーへ転職。フォトグラファー歴13年。東京都在住。
ナチュラルこどもしゃしん★フォトグラファー小室直子
【HP】http://566photo.com
【趣味】テニス、スキー、写真を撮りながらのハイキング、ブロカント、時刻表好き。

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